ものつくり
矧ぎ
一本から一枚の板を取り出せるほどの木は、本当に少なくなってしまいました。環境保護や林業の育成の重要さを思わされます。
一枚の大きな板を利用する際には、何枚かの材料を矧ぎ合わせて作りますが、この技には生きている木ゆへに避けることの出来ない「くるい」を打ち消す効果があります。
数多くある方法の中で当社では「相互矧ぎ」を取り入れています。
この方法は接着面積が多く接着力を高めます。
数多くある方法の中で当社では「相互矧ぎ」を取り入れています。
この方法は接着面積が多く接着力を高めます。
甲板の反りを止める技で、金具は一切使いません。生きている木は空気中の湿気によっても伸び縮みします。木によっては「暴れる」と表現するほど動きの激しいものもあります。
しっかりと吸い付いて止めることが肝要なこの方法も、熟練の技が不可欠です。
しっかりと吸い付いて止めることが肝要なこの方法も、熟練の技が不可欠です。
切る
木に新たな使命を形づくってゆくものにはあらゆる道具とそれらを使いこなす技が必要です。塗装には「塗師」の腕が、それから大切なのが目立てやさん。なにやら江戸職人の名前のようですが、合理化と共に少なくなっている技の持ち主。
良いものを作るには不可欠な、とっても大切な技です。
良いものを作るには不可欠な、とっても大切な技です。
目立て